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【最新版】ドバイの法人設立でデメリットはある?メリットと共に解説

「ドバイで法人設立するメリット・デメリットが知りたい」
「ドバイ進出する際の注意点は?」
「そもそもなぜドバイなの?」

と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

本記事を読めば、メリット・デメリットを知った上で、法人設立の準備をすることができます。

こんな方におすすめ!

ドバイ法人設立における、メリット・デメリットが知りたい!

ドバイで法人設立するデメリット

法人設立をする上でメリットが多いドバイですが、一定のデメリットもあります。あらかじめ理解しておきましょう。

宗教理解が必要

日本国外に出るので当然ではありますが、ドバイには宗教的要素があります。
例えば、以下が挙げられます。

  • アルコール禁止
  • 豚肉禁止

参考:ハラール(ハラル)とは|NPO法人 日本ハラール協会

合法なものを”ハラール”、非合法のものを”ハラーム”といいます。また、ラマダン(断食月)の断食もイスラム圏で共通しています。

2023年は3月22日(水)から4月20日(木)までがラマダンとされています。
※国や地域、団体、新月の観測状況によって日にちは異なります

ただし、実際のところ外国人なら「お酒を飲める」「断食をしなくて良い」など、宗教的文化と異なるケースもあるようです。

ビジネス要素としては以下が挙げられます。

  • 不確定性(賭博)禁止
  • 経済的権利平等の原則
  • 利子の禁止

仕事をしている中で、知らないうちに禁止事項に触れてしまった、自分に不利な契約を結んでしまったなどと言うことになりかねません。

外国の理解が深まるまでは、日本の仲介会社や現地の弁護士など力になってくれる人を頼ると良いでしょう。

日本で人が亡くなったら火葬をすることが一般的ですが、海外はそうではありません。このように現地の文化を知るということは重要になります。

エミレタイゼーション(現地国籍人の雇用義務)がある

行うビジネスの業種や規模によりますが、一定数の現地スタッフを雇用を義務付けるエミレタイゼーションというものがあります。

事業計画書を作る際は、自分のビジネスモデルがエミレタイゼーションに該当するのか確認しましょう。

物価が高い

日本と比べて宿泊や観光、食事などの物価が高い傾向にあります。

食事:ランチで約3,000円程度/ディナー(お酒なし)で約4,500円〜
観光:数千円〜1万円超
ホテル:格安ホテル1〜2万円/ビジネスホテル1〜3万円/高級ホテル5〜20万円

ビール一杯で1,000円超することからも、物価が高いことは分かるでしょう。

ただし、日用品などは比較的安く購入できるので、安心です。

ドバイで法人設立するメリット

デメリットを解説しましたが、それでもドバイでビジネスを行うメリットは多々あります。

法人税がない

日本では約30%の法人税がかかりますが、ドバイでは一切かかりません。これが日本からドバイへ海外進出する一番の理由です。

2023年6月より、一定基準に該当する企業は法人税が徴収されることになりました。

ドバイの法人税について、詳しくは下記をご覧くださdい。

競合が少ない

まだまだドバイにおける日本企業数は少なく、ビジネスチャンスがあると考えられます。

外務省の「海外進出日系企業拠点数調査|外務省」によると、アラブ首長国連邦における日系企業進出状況は331拠点(2021年10月1日付け)となっています。

引用:海外進出日系企業拠点数調査|外務省

すなわち、競合が多く日本ではうまくいきにくいビジネスも、海外でやることでうまくいくケースもあるでしょう。

物価が高い

ドバイで法人設立するデメリットとして挙げた「物価が高い」は、ビジネスに置き換えると客単価を高く取れる可能性があります。

将来性がある

経済成長率が低迷している日本とは異なり、ドバイは今後の伸びしろに期待されています。

法人税が取られ経済成長が低迷している日本と比べたら、法人税が取られず経済成長が期待されている国で事業を行う方が賢明と言えるでしょう。

参考:日本のGDPの推移 – 世界経済のネタ帳
参考:アラブ首長国連邦の一人当たりのGDPの推移 – 世界経済のネタ帳

そのほかにも様々なメリットがあるので、以下の記事も参考にしてください。

そもそもなぜドバイ進出が注目されているのか

中国やアメリカを始めとして、様々な国に海外進出をしています。そんな中、なぜドバイが注目を集めているのか解説していきます。

税金が安い

上述した通り、ドバイでは法人税が安いことが特徴です。一方、日本は法人税が高すぎるという点も挙げられます。

海外でビジネスを行いたい人の考えとして、「自社商材を開発・販売したい」「生産代替先を変更する」などが挙げられます。それと共に、「高い税金を取られるのが勿体ない」という考えの方も多いでしょう。

日本とドバイでの成果が同じだった場合に、手元に残るお金に大きな差があるのであれば、ドバイでビジネスを行いたいという方も多いのではないでしょうか。

世界への情報発信が可能

せっかく売れるのであれば、国内だけでなく国外からも注目される方が良いでしょう。ドバイには世界中の起業家や投資家が注目しています。

つまり、ドバイでビジネスがうまくいけば、一気に世界中から注目を浴びることができるのです。

まとめ

ドバイでのデメリットには、宗教理解や物価が高いことが挙げられます。一方、法人税がないことや競合が少ないこと、将来性があるという多くのメリットがあります。

場所を問わず、これからビジネスを始める方や海外移住を考えている方は、ぜひドバイも検討してみてはいかがでしょうか。

松井 信也

ドバイスタディでは、ドバイで法人設立を検討している方に向けて情報発信を行っています。
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